117.パソコンを購入するとき

前回の話からの続きとして、パソコンの購入について今回はお話していきます。
パソコンって大体10万円以上するかと思います。
10万円以上のパソコンは通常、固定資産として計上され、減価償却資産となります。
例外として、一括償却資産や小額減価償却資産の特例があり、特定の条件下で短期間で経費にすることが可能です。

中小企業の場合、30万円以下の資産は条件を満たせば1年で経費計上できます。
条件はありますが、こうした制度を上手に活用して、効率的な経費計上を考えていくことが大切です。

事業のために性能の良いパソコンを購入することも重要ですが、経営判断として適切なタイミングでの購入が求められます。

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116.固定資産と消耗品について

新しく事務所や店舗を作る際、机や椅子、応接セット、プリンターなどの購入が必要になります。これらの購入品には区分けが重要です。

使用期間が1年以上で、取得価格が10万円以上の備品は「固定資産」として計上する必要があります。固定資産に計上すると、一括で経費にできず、原価償却として計上していくことになります。
細かいものは「消耗品」で計上していきます。

例外として、購入価格が10万円を超えても、20万円以内であれば「一括償却資産」として、3年間で経費に計上することができます。

新しい事務所や店舗の設置時には、必要なものを揃えることが楽しみですが、固定資産として計上するかどうかを意識しながら購入することが重要です。

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115.会社で車を買うとき

会社でも車がなければ仕事にならない方もいらっしゃると思います。
運送会社さんとか、営業車両など色々あります。
では、会社で車を買おうとなった時にどうするかをお話していきます。

車は固定資産税として扱われ、数年にわたって減価償却する必要があります。
その他に維持費もかかります。
駐車場代・ガソリン代・ETC・自動車税などかかるので、しっかりと考えた上で車を買うか買わないかを判断していただけるといいかと思います。

最近は、タイムシェアやリース、レンタカーなどの利用する会社さんも多いです。

自分たちに合ったより良い方法で探していくのがおすすめです。

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114.経費について~(4)家事按分(あんぶん)

前回に続き経費のお話をしていきます。
今回は「家事按分(あんぶん)」にスポットをあてて詳しくご説明していきます。

家事按分(あんぶん)とは、費用を仕事で使った分とプライベートで使った分をわけることをいいます。
個人事業主は家事按分が使えますが、法人の方は使えないので、仕事で使った分だけ経費で計上することになります。

特に個人事業主の方でよく出てくる家事按分(あんぶん)としては、いくつかあります。

家賃:仕事とプライベートのスペースを分け、仕事で使う分だけを経費として計上する
水道光熱費:家賃同様に、電気代やガス、水道費も仕事で使用する割合に応じて計上する
通信費:仕事用とプライベート用のスマートフォンを分けるか、1つのスマートフォンの利用割合を考慮して計上する

飲食や贈答品、法典などの費用を接待交際費として計上します。

適切に経費を計上するため、迷ったら顧問の先生に確認してください。
もしご質問をいただければ、お時間はいただきますが私もお答えしますので、遠慮なく聞いてください。

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